RENレン(冬真 怜)の画像

デリヘル嬢を呼んで即キャンセルした結果

 

あれは、俺がまだ、
酔うとすぐにデリヘルを呼んでしまう病気
 
 
 
泥酔時風俗呼症
(でいすいじふうぞくこびょう)
 

 

 

にかかって間もない頃だった。

※いまはほぼ回復してリハビリ中だ。

 
 
デリヘル若葉マークだった俺は、
それまで何度かブスやおばちゃんと言った地雷を踏んで痛い目をみていた。
 
 
 

しかし、だ。
想像してみて欲しい。
 
 
 
「こんばんはー♪はじめまして○○です^^」
 
 
 

と、玄関先に立って明るく挨拶するブスに面と向かって、
 
 
 
 
 
 
「キャンセルで!」
 
 
 
 
 
 

などと言える勇者が日本に何人いるというのだろうか?
 

当然、俺もその一言が言えず、
 
 

「ま、まあ、話でもしようか。」
 
 

とお茶を濁してトークを延々と伸ばし、
怯える息子をなだめながら時間を過ごしたものだった。

 
ただ、当時の俺は高級店ばかり狙ってたから、
失敗しても3万とか4万とか取られる。
(高級店にもブスはいる)
 
金を貰っても一緒にいたくないブスと、
1時間一緒にいて3万とか4万取られる。
 
こんな不条理で、こんな辛い時間はない。
 
 

だが、あの日の俺は違った。
 

酒で意識がぼーっとしている頭の中で
かたくかたく決意していた。
 
 
 
 
 
 
ブスが来たら絶対にキャンセルする!!!
 
 
 
 
 
 
と!
 
 
いや、もっと言えば、
ブスまでいかなくて
 
 
おほっ!
 
 
と思うような美しい女でない限り、
 
 
全キャンセルしてやる!!
 
 
と!
 
 
 
その日、俺は某高級デリヘル店のHPで、
 
ギャル系というかハーフ系というか、
すらっとした細身のモデル体型の女
 
をチョイスして写真指名した。
 
しかし、デリヘルのパネル画像なんて、
何のあてにもならないことは今までの経験で分かっていた。
フォトショで作られた世界は、
 
 
 
超絶美人と小デブブスをまったく差異のない人間にしてしまう
 
 
 
とてつもない格差ゼロ社会だからだ。
※たまに「えっ?こいつ無加工!?」というまんまブスも載っていたりするが。
 
 
だから俺は、
肉眼で実物を確認するまでは、
 
 
一切の期待も希望も持たない。
浮かれない。

 
 
という、
とことんシビアな気持ちでデリ嬢を待ち構えていた。
 
 
 
 
 
 
 
待つこと1時間ちょい。
ついにインターフォンが鳴り、
運命の時が来た。
 
 
俺の住んでいるマンションは、
まずオートロック前のインターフォンにカメラが付いていて、
訪問者の顔が部屋から見れるようになってるんだが、
デリ嬢は横を向いていたのでほとんど顔が見えなかった。
 
 
 
『くそ、
ドアスコープで判断するしかないな。』

 
 
 
足早に玄関に向かい、
ドアスコープに片目を当ててデリ嬢が登場するのを待ちかまえた。
 
 
 

・・・・
 
 
 

デリ嬢がドアスコープの前に現れた瞬間、俺は思った。

 
 
 
 
 
 
『・・・なんか違うかも。』
 
 
 
 
 
 

ブスではないんだけど、何かが違うと。
 
 
タイプじゃない。
触りたいとかエロいことしたいとか一切思わない。
 

これはキャンセルだな・・・
 
ドアを開けるとそのデリ嬢は明るく挨拶をし、
部屋に入ってきてこう言った。

 
 
「わー!すごーい!おしゃれー♪
あ、ここ、こうなってるんですねー!」
 
 
 
 
やめろ!
 
 
 
そんなに明るく振る舞うな!
 
 
 
 
 
俺はいまからキャンセルしようとしているんだ!!
言い辛くなるだろうがっ!!
 
 
 
 
 
デリ嬢がソファーの前に立った瞬間、
俺は意を決した。
 
ソファーに座られたら余計和んで言い難くなる。
チャンスはここしかない。
 
 
 
 
 
 

俺「あのさ・・・
すげーごめん。」
 
 
 

デリ嬢「はい?」
 
 
 
 
 
 
 
 
「キャンセルしていい?」
 
 
 
 
 
 
・・・
 
 
 
 
 
 

するとデリ嬢はこう言った。
 
 
 
 

デリ嬢「いいですよ!」
 
 
 

しかも笑顔で。
 
 
 

そう、ぜんぜん怒らなかったのだ。
 
 
 

えっ
こいつなんか良いやつだな。
ちょっと悪いことしたかな・・・
 
 

デリ嬢「でも交通費だけ掛かっちゃうんですけど、大丈夫ですか?」
 

俺「お、おお、大丈夫だよ。いくら?」
 

デリ嬢「2,200円です。」
 

俺「分かった。財布上にあるからちょっと待ってて。」
 
 

俺は階段をあがり、財布の入っている棚の扉をあけながら考えた。
 
 
 

良いヤツだから2,200円って言ってたけど3,000円渡そう。
 
んで「お釣り待っててくださいね。」と言って来たら、
 
「お釣りはいいよ。きょうほんとごめん。
 
美人なんだけど、たまたま俺のタイプと違っただけだからさ。気にしないで。」
 
とフォローを入れてあげよう。

 
 
 
そう決めて振り向くと、デリ嬢はすでに玄関に立っていた。
(俺の家はメゾネットで1階が玄関、地下にリビングがある)
 
俺は嬢の前まで歩いて、
 
 
「じゃあこれ。」
 
 
と3,000円を差し出した。
するとデリ嬢は、
 
 
 
 
 
 
 
 
 
バシッ!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
と、俺の手から3,000円をふんだくり
 
 
 
「じゃ!」
 
 
 

と、鬼のような形相で玄関のドアを叩きつけるように出て行った。

 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 

俺は玄関先で呆然と1人つぶやいた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

めちゃめちゃキレてる・・
 
 
 
 
 
 
 
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公開日時:2019/04/05

コメント

  • 思わず読んでやっぱりなー…と笑ってしまいました(でも、3000円で済んで良かったのかな?ある意味)ww

    因みに私の友達には、出会いで会ったら思いきりNG!!な女性が来て、「まずお茶でも…」→「ちょっとトイレ行ってくる」→そのまま店の裏から逃げた、又はLINEも交わしてほぼ恋愛モードに入ってたのに夜中にいきなり呼び出されて迎えに行ったら、写真では「ナイスバディ美少女系」だったのが「金髪のわたなべなおみちゃん」だった上に喉仏とヒゲがビッシリだった為、かなりトラウマになった人がいました。恐ろしや!現代( ̄∇ ̄)…

    • 3000円で彼女の怒りが少しでも収まったのなら全然安いです笑

      出会い系ですか?
      出会い系でもヤバい経験いっぱいありますw
      たださすがにオカマはないですね・・
      それはトラウマになる・・

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